単純にマフラーの効率ってなんだろう?
マフラーを変えると、本当にトルクがなくなるのか?
マフラーを変えると、ブーストが上がるのでトルクが増えるけど?
マフラーを変えると、バックで駐車場に入れるとき、パンパンって排気音が出る
マフラーを変えると、シフトアップ後、パン!って音が出るけど?
五感で感じる以外に、、
買って着けた時より燃費が落ちてきた、、orz
なんか、最近車が重い・・・
なんか、最近排気ガスが臭くなっちゃった。
バンパーがよく汚れるんだけど・・・・
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2つの効率があることを知ってほしい
排気効率
確かにマフラーを変えるとブーストのかかりが良くなって、もしくはよくなりすぎて1.0kgオーバーもする事もあるほど立ち上がりが早くなることで、ブースト計からみる情報では、排気の効率が上がってることには間違いはない。ところが、実際に排気の効率が上がる=燃料の消費量が増え、もしくはCPU内部の純正効率マフラーでマッチングされたデーターと、社外マフラー効率データーとのミスマッチによる制御不良が引き起こす上記のような問題を引き起こすことが多い。
マフラーを変えると、トルクがなくなると体感するのは負圧領域(ー側)。ただし、正圧(+側)に入ってトルクがなくなると感じた人もいるだろうが、それは圧力が掛かった時のデーターがミスマッチ(薄い)からくる体感で結果トルクがなくなったと感じる事もある。HKSサイレントマフラーなら3000回転あたりでは純正CPUデーターでも13.5ぐらいの空燃比(ちょっと薄いが)でもまあ、燃料が不足気味でもトルクを薄く感じることは少ない、、、が、これが他社でありがちなストレート構造を持つ80パイのチタンサイレンサーなら、同一条件で14.5をこえてしまい薄すぎるのでブーストの割りには車が前に進まないことを感じるはずだ。
もちろん、薄いからここで燃料を与えれば純正マフラー並みに正圧側のトルクは稼げる。ましてや純正値以上にブーストが掛かってしまうはずだから、”お、マフラー変えたらブーストも上がって純正よりトルクフルじゃんか!”と体感することも多いだろう。多くのマフラーを作り、売ることが目的の場合この部分を強調するはずだ。
排気効率が上がって、ブーストのかかりもよく、立ち上がりも素晴らしいし2500~以上回せばそりゃーもう、ばっちりですよ、、と。
しかしだ。。。
純正マフラーと、同じトルクを得るために太いマフラーは純正以上の燃料値を入れてトルクを出す=効率を落としてるという流れになる。これが、もう一つの効率。純正マフラーは確かに静かで1000回転でのクラッチミートも太いマフラーに比べると超テキトーでもこなしてくれる
エンジン自体の、”燃焼効率”は変わらないもの、、
マフラーの排気の効率を低下させるとトータルでは効率が下がる
排気効率を単体だけをみて、変化させると
与えた燃料の割りに仕事をしない内燃機関にもなる
チタン80パイマフラーや、でかいICをつけてる僕が言うのもおかしな話だが、純正に比べて効率を落としたパーツセットで車両のデーターを作るのには相当な努力と各パーツのバランスが大事で、それらを実現させるために必要な費用を考えると決してお勧めができないと、僕は思う。
純正がベストだなんて言わない、純正触媒も高いしアフターパーツを使っての補修も必要な年式だ
ただ、、、本に書いてる通りとか、友達がとか、この業界に流れてる噂を聞いて実行した場合、噂通りの結果が待ってることを、”受け入れなければならくなる”ことも知っておこう。
触媒やエアポンプを取ってしまえば排気ガス装置は冷却することができず焼けてしまうし、それを見逃すと6万kmで圧縮を低下させてしまう。
燃焼効率を重視する事と、排気の効率を良くすることは別の問題。
参考に、この過去にあるマフラーのインプレを読んでみてほしい
同じCPUの内容でマフラーを変えるとストレートに乗った人が感じる部分を書いてある。
FDとFC
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