アイドリングの点火時期を上げるとサイドポートにありがちなラフアイドルを抑制できます。
ぶるん、ぶるん、とアイドリングでエンジンが揺れるアレです。この制御を取り入れ工夫するといかにもノーマルのようにアイドリングが一定化されます。
こっちが変更後。
さーてこの意味、場所が分かるかな?
と、その前に・・
L&Tの無負荷アイドリング判定された点火時期がここできまります。また、今回は変えていませんが電気負荷やパワステ負荷でアイドリングが低下するのを、ISCによる制御だけでは追い付かなくなりエンストを防止するために点火時期をあらかじめここで固定化してラフアイドルを防止しています。
点火時期を固定化する理由は以下のような点火MAPで可変させると目標点火が負荷軸によって変化してしまうからです。変化するとよけいにアイドリングが一定しません。
見方は燃料と一緒です
追伸
これとは別にスモールやエアコン、ファン等の電気負荷やPSポンプの負荷によるアイドリングの低下を防止する為にFC3SやFD3SにはアイドリングをISCで制御するアイドルスピードコントロールがついて目標値に上昇させています。AT MT それそれにあり変更できます。
そしてこの制御はFC3S前期からFD3S後期、コスモ13B 20Bシリーズにも共通していおり、これらがあるためにサイドポートやブリッジポートでもアイドルを安定させることができ、電気負荷によるアイドル低下やPSポンプの負荷、エアコンによるエンスト等を完全に抑え込めます。
ペリ、ブリッジポート等アイドル負圧の変動が激しい場合はモード変更でアイドルを安定化させることができます、走行モード判定のアイドルモードの変更を利用すればより安定化を図る事もできます。
この走行やアイドルのモード切替えは、スロットルセンサーの役目が大きいので(FC3Sの場合はエアフロも同時に制御判断フラグになっている)古いセンサーの使用は、燃費やアイドル不調の原因になる事がわかるはずです。
これを極めればブリッジやコンビポートでも1000回転付近からでも5速で暖加速がスムーズにできるんだ。ギクシャクしないということは、乗りやすく燃費や環境にも貢献でキる。