前回に引き続き、排気ガスのお話です
現代の排気ガス抑制装置は
馬力を落とすどころか、燃費やトルクに大きく貢献します
昭和の頃、と違ってこれのさじ加減ひとつで
生かすも殺すもいまや、自由自在なのです
では。。なぜ?
捨てるほど燃えきった使いようのない排気ガスを
もう一度吸気させるといいのでしょうか?、もう燃えるものは残ってないのに。
その前に・・・・前回お書きしたEGIについて、またマツダが歩んだ歴史や
マツダが極秘裏に開発していた車両、RX-7の歴史が必要です
EGIとは、”えれくとりっくがそりんいんじぇくしょん”日産マツダ系の呼び名
EFiは、”えれくとりっくふゅーえるいんじぇくしょん”トヨタ系の呼び名で
他にホンダPGM-F1等、もありますが行ってる事、内容は一緒です
昭和58年にEGIのBD1051を発表後
(キャブレター仕様は85馬力、EGI使用は95馬力でした)
EGI化に踏み出したものの、原価や開発事情によって予算が
あまりない状態で開発を進めるうち古いキャブレターの資材を共有
した電子制御キャブレターや3速までしかないATのミッションに
遠心式のコンバータ内臓クラッチを組み合わせたロックアップオー
トマチックミッションを世に送り出して他社との競合に予算を掛けず
に戦わねばならない次期ファミリアもありました
諸説ありますが、この時代他社ファミリーカーは既に4ATの時代
経費を掛けることができない理由は最後に書いてあります。
マツダが電子制御燃料噴射装置を開発した後、経費を掛けないフィードバック制御は
フィードバックキャブレターと呼ばれ昭和60年のBF5P、BF3Pのファミリアに搭載
当時のマツダとしては昭和55年に新型FFファミリアで成功を収めておりましたが
他社の追従もすさまじく、このクラスで4速ATの採用していないファミリアには
苦戦を強いる状況下にあり当時のマツダにできる画期的なアイデアを求める時代で、
どうしても予算をほかの開発に回す事が必務でした。そこで現在の資産を有効に
活用しつつ安くて高性能な電子制御キャブレターの開発と生産にいきつくものの
他社に比べ、数段遅れたハードは販売力にとぼしくじわじわと、本田に詰め寄られ
電子制御で武装したCRーXやVTECシビックにおい抜かれてしまうという時期を迎えます。
電子制御は、当時の排気ガス装置と馬力を両立させる唯一であり
抜本的な改善策で
受け身である ”もえる”、から
積極性のある ”燃やす” に変えた技術です
その仕組みはおいて、どうして燃えないものを入れて
トルクや、馬力を上げることに成功したのでしょうか?
もしかしたら、、、燃えないものを燃やすのではなく
燃えるものを3割燃やす、、、、
あ、そーだ・・・@~@;
本件とは別に一言。、書いておきましょう
そして、その余剰に置いておいた技術と資金は昭和60年
国産最速、本物のスポーツカー
満を持して2代目RX-7の誕生へと布石となったのです
が。、
排気ガス装置の話は?。。。
ええ、、ちゃんと・・・
ZZzzzz・・・・
そろそろ寝る時間になりました
ZZZzzzz。。。
本日の朝一はアクセラの2.2Dで65,000kmでございます。
EGRバイパスパイプ(左)、EGRバルブ(上ホット側)、EGRバルブ(下クール)...
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