広島のエンジニアが来店して多くのお話をして帰ってゆかれました
中村屋の『ユーザー目線での活動』を応援して頂き、感謝いたします。
こういった事例の公開はスカイアクティブディーゼルを作ったマツダにとって良くない印象を持たれることは十分意識しています。が、大事なのは今ディーゼルを乗ってきてるユーザーです。今後の新車売れ行きや風評をというよりも、むしろネットに出回るスカイアクティブディーゼル車両に向けられるネガティブな評判を変える活動しをしていると思っています。
古くなったCX-5やアテンザ、アクセラに乗る多くのディーゼルユーザーとよく話し合って活用してください。巷に出回るディーゼルのトラブルは10万㎞を超え保証が切れた後でも後で記述する方法で手軽に復活させることができるのです。
そのためにはたくさんの整備士の理解やたくさんの営業マンの理解が必要です。初期型ディーゼルユーザーに燃費悪化や、なかなか治らない症状を相談されたとき『次の車に乗り換えましょう』では、マツダから新車を買う事はなくなります。5年前に買った10万㎞を超えたスカイアクティブディーゼルが調子が悪いからと言って『乗り換えを促す必要はありません』、この対策で改善されます。またこの方法によって排気ガスが継続車検が通らない数値になるわけではありません、むしろ効果的な対策を行わなっていないディーゼルの方が燃費や排気ガス値が悪く、度重なるリコールで『どうしてスカイアクティブディーゼルを買ってしまったんだ?』と、ユーザーに不安や負担を与えてしまっています。
ディーゼルの煤の問題はマツダに限らずどのメーカー抜本的対策を行える技術を持ちません。ならばマツダの整備士からユーザーと一緒に改善にチャレンジしてゆきましょう、ディーゼルだからと言って特別な使用方法や乗り方を変えたり、買い物や出勤時、
”短距離を走るのはよくない”
から遠回りして帰ろうという概念を普通のユーザーは望まないのですから。
DPFの再生が短くなったとか、再生してる回数が増えて燃費が下がってきているディーゼルには効果的で必ず回数も減りおまけにその時間さえも短くなります
今回行ってるEGR制限はユーザーの負担が少なく愛車を永く守る方法です。そしてユーザーにとって『この一台こそが唯一の想い入れのある愛車』です。今後も我々はユーザーの立場に立った整備士でありエンジニアであってほしいと願います。
そして最後に。。
過去に乗っていたFC3Sの貴重な新品パーツを持参され、ぜひ有効に使ってくださいと譲り受けました。ありがとうございます。
下記の図面をクリックすることでスス(煤)やカーボンの発生プロセスを出来るだけ簡略化し、図解を入れてわかりやすく書いた記事を見ることができます。
初めてコメントさせて頂きます。
2012年製のcx-5のオーナーです。
DPF制限の記事を拝見させて頂き、大変興味を持ちひとつ質問させてください。
文面から察するにこの施策はディーラー(メーカー)が認知されているとの認識で正しいのでしょうか?
もちろんメーカー推奨とは考えませんが、あくまでも個人の自己責任の範疇での施策ととらえるべきなのか?
ご回答いただければ幸いです。
いえ、まったく認知されていません。
これから認知されるかもしれませんが、これは最後の手段ということです。
補足図解なんですけど、DPFの手前からEGR導入しているから煤が濃くて問題だって認識してたんですけども、勘違いだったらすいません。
EGRを客観的にわかりやすくかいた絵です。
正確には、入り口も出口ももっと内側で(シリンダーヘッド内の還流)ですが、この絵で大事なのはEGRは排気ガスを戻してることを説明してるという点です。