初期型CX-5 アテンザ アクセラ EGRの煤対策

執筆者 | 3月 27, 2020 | 2019 ディーゼルを長く乗ろう!, アース線の追加 | 7 コメント

スカイアクティブディーゼルユーザーに対しリコールがマツダから案内されましたが長期入庫や順番待ち無駄な軽油の消費、そしてマツダユーザーの日常の足を奪っています。
そこで抜本的に煤を発生させない為のたった一回で最大級の効果を上げて終わらせる対策を格安で行える方法としてEGR制限プレートを販売していましたが

新たにカーボンの堆積が多い対策車両に対応する9㎜サイズも復活させ11㎜と9㎜の2パターン販売を展開しています。

案内してるEGR制限プレートは添加剤のように複数回必要ではなく、たった一回の作業とたった一個の部品で恒久的に対策出来る画期的なアイテムです。

EGR制限プレート対策前と対策後の比較実験結果も参考にしてください。

今の直噴型のエンジンにおいて煤の発生(ディーゼルやガソリンエンジン)は完全に消せるものではありませんが、エンジン不調を招くほどの大量の煤の発生を抜本的に減少させ新車の時のトルクを復活させるものです。

最後に、この初期型ディーゼルへのEGR制限プレート、注意事項にあるリスク。回避するのではなくある程度の受け入れも必要です。最悪は取り付け初期に過走行エンジンに溜まりまくったカーボンが対象に入り込むことがあり、チェックバルブが点灯するかもしれません。(ただし懸念という概念です、800枚売っても実際にチェックランプがついて走行不良になった等、は一台も報告はない)ただし完全にする為に一度整備士による洗浄や今回のリコール後に行えばリスクを低減することができます。

そしてEGR制限プレートの効果はEGRクーラーの状態の劇的に改善し新車の頃のトルクを添加剤に頼らず恒久的に蘇がえらせます

現在9mm 11mmの2パターンで展開し販売数も850枚を超えて販売していますが車検が通らない規制値が出たとか、エンジンが壊れたという報告は上がっていません。尚走行距離が短くカーボンが貯まっていない調子のよい初期型ディーゼルや最新のディーゼルを積んでいる新車への『EGR制限プレート』装着にはトルク復活効果が少ない事も報告されています。(エンジンフィールを新車状態へと戻すスタンスという訳ですから当たり前といえば当たり前です)

EGR制限プレートの販売はこちらのサイトで通信販売されています。

そんな訳で、保証の切れたディーゼルエンジンに乗りまだ手放せないとお嘆きの有志の皆さんに

私の37年に及ぶ整備士経験で作ったEGR制限プレートをうまく使い、多額な費用をかけずに治した実績に対したくさんの初期型のアテンザユーザーからオファーがあり、、度重なるリコールやエンジン不調等のトラブルがあるけれど実はもっともっとマツダのディーゼルに乗っていたいと思う人たちの為に、こんなEGRを制限(リストラクター)して『枯れたディーゼルエンジンをもう一声、車検の通る範囲で延命しよう』(まそれでも10万km走ってるなら壊れる時には壊れますけどね)という商品を作ってみた、というお話だったのです。

あとがき。

マツダでは年代によってEGR取り出し口の試行錯誤が見られます。

新車は作ってみないと、10万㎞いろんな人が走ってみないと解らないけれど、かといってフィードバックを得てわかっていても対策出来ない立場もあります。我々はそういった効果が出るけれど立場実現出来す、結果としてユーザーにつけが回り困ってるディーゼルユーザーの為になる対策商品を開発販売しています。

またこの紹介ページのリンク先にはCADで書いた制作に必要なデーターも記載しています。もし皆さんの中で制作して販売できるというスキルの方は共有、販売し一緒にディーゼルユーザを守る活動に参加してください。

サブコンや書き換えデーターでパワーアップを行った車両には検証しておりません。トラブルを懸念するなら是非純正の馬力を推奨します。

1 初期型の10万㎞走行のように煤の量が多い―7㎜
取り付けた瞬間から一気にトルクが戻ります
2 初期型でもあまりエンジン不調を感じないけど予防策―11㎜
500㎞ぐらいをかけてじっくりカーボンを落とします
3 中期型以降 症状があまりなく、予防策ならー11㎜

初期型から新型までの2.2Dーたとえ9㎜を入れてもチェックランプが点灯したという報告は今のところはないが11㎜の方が無難。

この商品を販売するに至った経緯、注意を必ずお読みください。度重なるリコールで中古車価格が落ち込んでしまいましたが『マツダのディーゼルの中古車は安く買えてトルクも燃費も素晴らしいよ、カーボンの対策が維持費を安く抑えるのがコツ』と、中古車業界で話題になるなら、スカイアクティブディーゼルのユーザー達の顔はニンマリするのです。

7 コメント

  1. 黒アテンザ

    9mmと11mm比較しますと、それぞれどのような長所、短所がありますか?

    返信する
    • 店主

      1 初期型の10万㎞走行のように煤の量が多い―7㎜
        取り付けた瞬間から一気にトルクが戻ります
      2 初期型でもあまりエンジン不調を感じないけど予防策―11㎜
        500㎞ぐらいをかけてじっくりカーボンを落とします
      3 中期型以降 症状があまりなく、予防策ならー11㎜ 
       
      初期型から新型までの2.2Dーたとえ9㎜を入れてもチェックランプが点灯したという報告は今のところはないが11㎜の方が無難。

      返信する
  2. 熊谷祐太

    デミオのディーゼル用はありますか?

    返信する
    • 店主

      デミオは構造上、作ることができません。ホット通路はありますが、本来制限したい『クールドEGR通路』そのものがないのです。

      返信する
  3. 東司

    もし実験済であればご教示下さい。
    EGRのパイプを外し、その両端にEGR制限プレートを付けた場合の効果は検証済でしょうか。
    先般プレートを購入し、ボンネット向かって左側のパイプのみにプレートを装着しようと考えてます。
    両端に装着する方が効果が高ければ追加購入しますし、もしパイプ右側と左側のより効果が高い側等あるのであれば、ご教示頂きたいです。

    返信する
    • 店主

      検証していません、エンジン側に取り付けするのは温度を下げないためですので、EGRクーラー側は取り付けしないほうが良いと思います。

      返信する
  4. 東司

    エンジン側に取り付ける想定である事、承知しました。
    ご教示頂きありがとうございました。

    返信する

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