スカイアクティブD  EGR 謎を解くカギ

執筆者 | 8月 14, 2020 | 2019 ディーゼルを長く乗ろう! | コメント0件

EGRの制限をかける前に、テストしたことがあります。
高速道路での判断。Torque Pro を使ってる人ならわかると思う。

EGR-A

2000回転近辺までのアクセル開度の浅いところで作用する
緩い減速時にも作用するが燃料カット領域には作用しない

EGR-B

2000回転までは一部だけしか入らない
一瞬立ち上がるも、すぐに停止

EGR=A&B 2300を超えるとほとんど作用しない

反対に言い換えると、2300回転まではEGRによる制御が入ります。そしてこれらによって煤の原因になってることは確実です。
これらをソフト側で停止させると燃費が落ちる可能性があります、燃焼温度が上がり水温も上昇するでしょう、この中でどのように制限をかけてゆくかが課題となります。

A B どちらを制限するかによって特性や煤低減の効果、またそのデメリットも出てきてしまいます。

そこで去年、お手軽な金額で煤対策を可能にし、スカイアクティブDでの性能を取り戻すために制作されたのがEGR制限プレートです。アイドル不調やDPF再生回数の増大に悩むタクシー会社や法人から多数の注文を頂き、また新車のユーザーからも買い直し新しいエンジンの煤予防の為に11㎜を購入いただいています。(メーカー保証外にはなるけれど初期型で買ったスカイDで調子が良くなり車検も通るから自己責任において、新しく買ったスカイDにも新車から入れる方もいます)

EGRとの付き合い方は大変シビアです、貯めない事、発生させない事と同時に、EGRが作用すべきポイントはしっかり作用させて環境と燃費を守りつつ走行フィールを維持し、なおかつEGR制限プレートの作成においては『EGRという高温とガスの質に負けない材料と厚み』が必要です。

ソフト側、ハード側で十分吟味してEGR制限プレートは造られました、そして今もマツダのCPUを使った改善や試行錯誤は、、店長のブログにも書いてあります。

要は、ススを最初から貯めない事が大事だという事は、もっと改善が進み、物理的確証が取れた時点で書きます。

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