DIATONE SOUND. NAVI NR-MZ60 落とし穴

執筆者 | 6月 29, 2013 | ダイヤトーンサウンドナビ | コメント0件

サウンドナビ 裏ワザ というより音質として落とし穴
うたい文句によると、
マルチウェイスピーカーの性能を引き出すために、再生周波数帯域を任意の設定値で分割できるクロスオーバーネットワーク。プレミアムモデルは、パッシブ方式と組み合わせることで、ハイエンドカーオーディオと同等のサブウーファーを含めた最大4Wayシステムに対応するクロスオーバーを搭載。カットオフ周波数やスロープ、ゲインや位相に至るまできめ細かく設定でき、多様なシステムに対し柔軟な対応が可能です。
アテンザ純正NR-MZ60の場合は、スタンダードモデルだ
よって、マルチには対応しない
が、内臓のネットワークによって、パッシブでも再生周波数帯域を任意の設定値で分割できるクロスオーバーネットワーク搭載を書いてある

これがスタンダードモデルのネットワーク設定画面

これがスタンダードモデルのネットワーク設定画面


この設定は、この画面でツイーターが付いているときに設定する初期設定で変更する
初期設定でONにすると・・

初期設定でONにすると・・


こんな風に、DSPで擬似的なネットワークが構築されて
自由自在に操れると、いう代物で、これはこれで画期的ではある
 
ゲインや、クロスオーバーポイントも自由自在に・・・見える

ゲインや、クロスオーバーポイントも自由自在に・・・見える


  ためしに、本当に変わるか?やってみた
  聞こえ方は変わる、変わるがゲインを片方だけ上下すると・・・
 
   理想的なカーブにはならない、w
   クロスポイントでぶった切った形に上下する
   カーブは無いのだ、DSPでクロスオーバーポイントでぶった切りして
   2wayイコライザーで上げ下げしてると言った方がよいだろうか。
理想的な、クロスオーバーはこんな感じになってほしいのだが・・・
普通はこうなっているんだが

普通はこうなっているんだが


仮に、クロスオーバーポイントを3.2khzに設定してツイーター側のゲインを3db下げると
こんな風になってしまうw

こんな風になってしまうw


 ソフトウェア側で、どうやって周波数を変化させるのか?と思っていたらじつはこんなつくり
 これじゃーツイーター側の、ゲインをあげたくてあげても
 ミッドレンジ側の高域成分まで引きあがってきてしまう。
 逆もまたしかり、サウンドナビの裏技どころか、残念技になってしまう。
ためしに、ツイーターのマークを押して音を切るとあたかも切れているかのように感じる、
がしかし、、、、反対に、ミッドレンジのマークを押して音を切った状態
(理論上まったく聞こえなくなるはず)でツイーターの実配線をきると・・・
鳴ってないはずのミッドレンジから高域成分がでてるじゃないか!!
絵で言うと・・・
ミッドレンジのマークを押して音を切るとこうなってほしいのだが・・・

ミッドレンジのマークを押して音を切るとこうなってほしいのだが・・・


実際には
3khzでは、ツイーター成分までもが消える

3khzでは、ツイーター成分までもが消える


仮に、言うと、、、このネットワークを信じてツイーター側だけをイメージして
高域をもちあげると・・・・
実際にはミッドレンジの高い成分までも引き上げられてしまうのだ。
これじゃー話にならないw

これじゃー話にならないw


 しかも見てのとおり、カーブは無い、高精度のDSPでぶった切った周波数特性が生成される
 
改めてもう一度言って置く。
これは、すごくよいオーディオ機材だ、
が、説明書の書き方や広報の書き方によって僕が、いや僕たちは誤解したのだ
パッシブネットワークを高機能DSPで高域、低域分解して音を出しているわけではない
 単純にDSPでポイントぶったぎりで擬似イコライジングしてあると、思ったほうがいい
このデッキは非常によくできた価格の割りに恐ろしく良い機械だ
が・・・・
  ” 是非、気をつけてほしいところ ”
 僕がはまったのは、ミッドレンジ側の音を少し上げたくてあげていくと、どうも違和感が出る
 硬くなってゆく、ひずみっぽく聞こえてくる。
   もう少し、このあたりの説明を明白に書いておくことが必要かとおもう。
   きっと、ツイーター側の設定をしてツイーター側のタイムアライメントを行うと
   ミッドレンジ側のHI成分までもが、その距離に設定されてしまうはずだ。
また、アテンザの純正の場合、ウーハー用の配線を加工し引き出す作業があったことも書き加えておこう
   (純正デッキとしてマツダで購入機種のため、改善される可能性あり)
    

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