cx5 エターナルブルー 2018 2019新車で納車後1週間ですが、岡山や群馬出張により2000kmを超えました。当初は焼けるにおい?排気匂いの室内侵入がありあまりに耐えかねないにおいの為にマツダディーラーに説明を求めたところ、排気システムの防錆等に使用した材料が初期に起こる熱反応で匂いが出る事があるという事で、恐る恐る群馬への高速で一気に乗ったところ、確かに匂いが消えてゆきました。
最初は、これ何かオイルが漏れてる?何か樹脂が燃えて異常??燃費が伸びないよね?システムの異常では?という疑念はクリアーになったわけですが、ディーラーにおいて納車時に行うべき新車の説明に付け加えておくことでユーザーの心労を回避できるはずです。
で、2000km走ったわけですが群馬の往復で私が感じた事を書きます。
正直、最初のにおいの問題や使い慣れないナビや音楽ファイルの再生においてイライラした一回目の給油までの採点は60点でした。外付けのナビに変えるとか、期待していたBoseの音質を何とか改善したいとか匂いの初期トラブルに起因しこの車でよかったのか?という思いが沸いてしまうのもマツダのディーゼル買ったのだから仕方ないだろう、、、と諦めてまた付き合うかぁ。という評価、インプレが本音で今回の長距離出張も、ネガティブスタートです。
さあ、書いちゃいます。
二級整備士として時折400馬力を超えたマシンに乗ったり、毎日たくさんのRX-7に乗りたくさんのRX-7の修理をしてきた整備士の意見として。
答えからはっきり書きます。もしあなたが上手に運転したいなら買いなさい。
これほどの大きな車を楽に運転したいなら間違いなく買いなさい
ちょっと大きいよね、大丈夫?と悩んでいるならそれは重要な問題ですよね
今までデミオに乗ってた、軽四に乗ってた人も不安ですよね?
でも、ラウンドビューも装備したなら大きな車に慣れない免許を取って1年もするなら女性でも運転歴10年クラスの車庫入れが一週間以内で習得可能です。いや、広いスーパーの駐車場でラウンドビューの画面を見ながら20分車庫入れの練習をすれば、今日から皆さんの家の車庫にプロが入れるように止める事が可能です。
高速道路で家族を乗せて安全にそして快適にCX-5で走りたいなら、PROACTIVEやL Packageに装備されているレーンキープ・アシスト・システム(LAS)が最高です。他社と比べた事はありませんが本当によそ見できます。”おとうさんーあれ見て―” と子供が景色を指さしても景色や夜景を家族と楽しむ余裕があります。『もはやハンドルには片手を添えてる形』だけす。
人によってはもっと活用もできるでしょうし、工夫すれば運転しているという概念から解放されるでしょう。つまり助手席に乗ってるより長距離が楽しく疲れを意識する事もありません。
2012年、初期のアテンザを買いましたがここまでエンジンの音が小さく快適で疲れ知らず。以前は群馬往復の中央道や舗装の古い高速道路でハンドルの補正と揺れに耐えて200kmも走ると休憩だーーなんてPAで休息していましたが、CX-5ではそれはありません。進化したG-ベクタリング コントロール プラス(GVC Plus)は古くなって荒れた高速道路の路面のギャップでさえ、ハンドル無修正で通過します。まるでそれはどこかにハンドルをしばりつけているんじゃないか?と思うぐらいにあっさり通過します。アップダウンの激しくうねった道や、古くなってかまぼこにせりあがった路面のどこを走っても、無修正です。トイレ休憩になるまでそのまま休憩レスです。途中でナビゲーションの操作が必要になっても走行中にコマンダーで変更や地図の確認、音楽操作もすべて行います。
マツダコネクト(マツコネ)は使いにくいと、ネットでは情報が流れていますが、なんてこともなく使い勝手は最高です。サイドブレーキを解除しなきゃ見れない、いじれない、設定を変えるには停車する必要があると誤解していたことを知りました。
(これはいくら運転が楽だからといって自分で撮った画像ではありません)
そして、最も非の打ち所がないのが初代アテンザから更に進化したオートクルーズです。
スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC) 全車速追従機能付は、もはやアクセルやブレーキの操作を開放します。今回の出張ではあまりの出来栄えにわざと渋滞を走りたくなるほどで、実際に何度か渋滞に出くわすと、子供のように渋滞だぁーー!!なんてはしゃいで並び、喜んで渋滞を通過しました。もはや2kmの渋滞なんて一旦停止レベルにか疲労は感じません、いえ、2級整備士の僕には渋滞が無いならもう走りたくないぐらいに渋滞が好きになります。
だって、ボタン一つ押すだけで走るんです。
いえ、正直にいうと
アテンザでは115kmまで設定が可能だったスピード指定も超え
これは危なくない?という領域までカバーします
しかし非常に安定しています。
100kmオーバーの高速道路で道が荒れていても
『シューマッハに運転してもらってる?』
という感覚です。
それほどの安心感と、安定感です。
かといって
街中の渋滞で停車しても安全な判定があればボタンすら押さなくても勝手に走り出します。
スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・ コントロール(MRCC) 全車速追従機能付と書いてある通り、メーカーが自主規制した領域までスタートから停車まで確実に、しかも安全について行きます。
エンジンについては静かです。全くガソリンに引けを取りません、2012年のアテンザと比べたらもうそれは我々お父さん世代の『いびき』か、もしくは絶世の美女の『寝息』ほどの差があります。トルクの出方も自然で4WDですがアテンザと比べて遅さを感じません、むしろ出足は早いぐらいです(それは100kg以上重たいわけだからね)燃費はややもちろん劣ります。馬力が上がって重くなったわけですから。
もはや無敵です。
ただ一つ懸念もあります。
このエンジンで、このシャーシのシステムでアテンザを所有したかったというのが本音です。
でもデッキが替えれないからまだ買いませんが。
(72回の支払いが終わるまでは替えれないというか)
これだけのスピードレンジでCX-5でのドライブを快適で楽に走ったわけですが、アテンザに乗る事がつらくなってしまう。この快適性によって自身の運転技術を過信してしまう事が一番危険であると付け加えておきます。
Boseの音もこの長距離移動ですこしずつ変わってきました。もちろん良い方向です
最後に。マツダのエンジニアの皆さんへ
『買ってよかった、安いよこれ』
・・・・・・・・・・・・・・・
頭金も用意できなくて72回払いで無理して買ったけれど
これこそ、21世紀の車だぁー。
けれど、、、
トヨタや日産の自動運転と比べたわけではない事をご理解ください。でもしかしこの車もアテンザと同じくらい大好きになった群馬往復でした。
そりゃもちろん、7とは比べるカテゴリーが違う。さて今日からまた7を救うか!
マツダのディーゼルの評判の中でカーボンの堆積の問題やEGRの問題もあるけれど、大きな組織では対処が遅れ、保障が切れても現場の整備士が対処できると信じています。
レーンキープアシストはあくまで運転手の安全運転を補助するためについてるのであって、決して「運転手がよそ見するため」に付いてる機能じゃ無いんですけど、何か勘違いされてませんか?
それと、「初回のDPF再生では異臭がすることがある」と説明書にもはっきり書いてありますよ?
はっきり言って、その程度の意識・知識でマツダのディーゼル車に乗ってほしくないですね。
ちなみに自分は現行アテンザディーゼル乗りです。
大変申し訳ありません。
レーンキープアシストはあくまで運転手の安全運転を補助するためについてるのであって、決して「運転手がよそ見するため」に付いてる機能じゃ無い。
もちろんです、これはお勧めできない書き方ですね。
でもこれのおかげで家族が楽しく乗れます。
「初回のDPF再生では異臭がすることがある」と説明書にもはっきり書いてありますよ?
携帯電話と同じく、あそこまで分厚い説明書を読まないもので、その時ディーラーに電話してもそういう事が書いてあるという風に聞けなかったので納車時に説明があってもいいかなと。思いまして。なんせ、これを売ったらあかんだろーという尋常なレベルではない匂いと危機感が起こったのも事実でこの程度の認識でしかない人が安心して乗れてこそ乗用車です。
「初回のDPF再生では異臭がすることがある」と説明書に書かれていても、やはり口頭でも説明しておいて欲しいものですね。
このことはマツダのディーゼル車独自のものでしょうから、他社のディーゼル車から乗り換えた人やガソリン車しか乗ったことのない人なら、先ずは故障を疑いますね。車が故障で燃えているのでは無いか?と感じたら命の危険さえ感じるでしょうしね。
安全性を追求している車なのに、不安を少しでも与えたらもったいないですね。
「説明書に記載されている事ですが!」ってもしディーラーさんに言われたら「そんな重要なことは、口頭でも説明しておいて欲しかったです。」と間違いなく言い返しますよね。
営業員やフロントの販売や技術教育が追いついていないのかもしれないですね。
頑張れマツダ。
これほどの車を作ったマツダに乾杯です。