767Bの制御に関する記述には、不足がある 2

執筆者 | 7月 30, 2017 | 767B&787B | 2 コメント

 これは見る限り16Bit 制御で2つ以上のパラメーターで
 同時にアドレスを読み込んでる16Bitで駆動すべく
 開発されたソフトウェアであったのです。

ところが、このソフトウェアで駆動するには、

 と。その前に、

 ある部分に目が釘付けになりました
 基盤に、急ぎで作った追加配線があったのです

 これだけのソフトウェア開発をしておきながら、ハード側が間に合わなかったのでしょうか?スロットル開度や回転数の入力を持ち16Bitながら、駆動部(吸気菅の長さ調整)にはまだドライバーの意志に沿った現在のようなレスポンスのいいリニアモーターが存在しなかったのか?定かではありませんが、この回路変更を見る限りある推測が成立します。

787Bから長さを自由に変える吸気菅を使った軸トルク特性を767B から開発しようとしていたのだけれど、出力側(ハード)が間に合わず、途中であきらめて2段階制御にというシンプルなスタイルで臨んだ、という仮説です。

これだけの設備投資や開発をしておきながら、さぞ残念であったに違いありません

上司
 おい、予選まで時間がない!
 間に合わんから2ステージで行くぞ!
 回路やり直せ!ソフトもだ!!

現場
 なんだよ!
 畜生!ここまでやったのに!!

そう、僕には30年前のエンジニア達の声が聞こえます。

2 コメント

  1. stranger

    歴史を感じささてくれる考察ですね(*´꒳`*)

    返信する
  2. 店主

    そう、まさに。
    エンジニアたちは、言いたい事を、たくさん我慢したんだろうな。。

    返信する

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