昨日のようなROM上での回避策は不回避の最終手段だということを知っておいてほしい
既に交換すべきパーツやエンジン本体等はほぼ交換を終わっているにもかかわらず、一向にエンストが改善されない。既に兵庫の中村屋まで来社回数も3回目にもなるとここで一気に解決せねばならないという思いから最終手段に踏み切るという作業になった
本当なら、理論上制御パーツの新品交換で必ず防止できるのだが、3世代以上のユーザー歴、車年齢25歳、走行距離22万㎞にもなるともはや予想外の案件、未検証の案件もあり得る。今回は完全にエンストを止めることが出来たがいずれFD3Sにもこういった症例が見受けられることになるだろう。
一番の問題はこういった症例を僕が現役ではない10年後に迎えた時、、だれが引き継ぐのだろうか?という事。こういった機材を使う方法を伝えることは簡単だ、修理というスキルを伝えても本質を見誤ると再発の可能性もあり、未検証に立ち向かえる整備士の育成は今後のRX-7の維持に不回避であるのだが・・
僕に出来る事は、こういったブログでの発信が精いっぱいなのだ。
でも、もしこれが大きな会社によって認識されれば現代の整備士に”RX-7の文化的財産”を昭和の整備士達によって守ることが出来ると考えている。
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