昭和の車に使用されているROMを最新のROMに変えてDATAを打ち換えるサービスを、Hispeed-ROMと言います。
新車の頃のCPUにはそれなりに性能を維持できる電源であったり内部演算装置の安定した計算結果を引き出せる低抵抗の基盤等が実装されていますが、熱を持ったり古くなると演算ミスを起こしそのたびに演算装置は再計算を余儀なくされ、結果としてドライバリティの低下につながっています。もちろん、新車の頃は発熱も低く演算ミスは微小ですが20年も経つとあちこちの配線基板やCPUの劣化によって発熱を避けることができません。
対策
パッシブな方法としては、こちらで案内しているクールステーによる、冷却性能の促進を行う場合もあります。
アクティブな方法としては、使用しているROMチップの消費電力の低減により最も発熱が多いパワートランジスタの稼働率を下げる方法があります。(Hispeed-ROM化)
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中村様、店長はじめ皆様、この度は大変お世話になりました。
ハイスピードROMに交換し、帰宅時に走行したインプレッションを簡単ながらさせて頂きます。
14年ほど前にEcoCPUを入れていますが、当時の変化にも驚きを隠せませんでしたが、今回もいい意味で想像以上でした。
まず始めに、アイドリングです。交換前に比べ明らかに静かに落ち着きました。これはお店で皆で確認済ですが。
それからブレーキを踏み、シフトレバーをP→Dレンジにした際のショックの違いが判ります。
またクリープ時のトルク感が増しているか、いつも以上にブレーキを多めに踏まないと前に進んでしまいます。
まだ走り出していないのにこの変化に少々戸惑いつつアクセルを踏み発進すると、回転の上りがとてもスムーズ!!
いつもアクセル開度ではスピードが出過ぎるほど。
さらに驚いたことはATの変速ショックがかなり減ってシフトアップしたのが分からないほどに。
これはアクセル開度が減ったことによる影響もあるかもしれませんが、4速ATが今時の6,7速ATかと思う位でした。
あまりにも滑らか過ぎて知らないうちにスピードが出ている感じです。
高速に乗りしばらくしたあと若干上り坂があったので、いつもの感覚でアクセルをほんの少し踏んだところ、
スピードを維持するどころかドンドン上がっていくので慌ててアクセルを戻しました。なんだこのトルクは!
あまりにも静かに滑らかに加速するのでこれまたビックリ。
20BはV12気筒並と言いますが、それ以上、チゼータみたいにV16気筒か(乗った事ないですが)!と思うくらい。
REで言えばローターがもう一つ増えたのでは無いかと思うくらいです。実は26Bなのでは!みたいな。
この強大なトルクを思いのままに操る中村さんの凄さを改めて実感しました。
しかも排気音が静かになっています。燃焼がさらに良くなっているんでしょうね。
アクセル戻した時のこもるような音も減少してとても快適になりました。
これらの激変はとても30年前の車とは思えない程の進化で、
スカイアクティブーRを搭載したニューモデルが、遂にコスモの名で復活したのでは思わせるほどです。
高級路線に舵を切りつつある今のマツダにはピッタリのニューモデルです(笑)。
コスモのキャッチコピーである「高級車は私に向かう」は、まさにこの事を言うのではないかと。
燃料計の減りも若干少なくなった感じですので今度は高速時の燃費も測定してみたいと思います。
この度はありがとうございました。今後20年動態保存に向けてさらに活力が湧いてきました。
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これからも、お付き合いください。
REの将来を見据えハードとソフトの両面からひとつづつ実行していきます。
もともと速い個体でしたがますます怪速20Bコスモの度合いが増しているようでよいですね。
自身も大きな改善に驚喜した口です。(ECOCPU-ver.up-HighspeedRom-アース補修)
高速道路でなめらかに引き出される高出力を味わえる利点に磨きがかかっただけで収まらず
街乗り制限速度40k厳守のしんどい条件下でもHVのごとく流せます。
いい車です。
これからもおうえんしてくださいませー。
おうえんしますよー。
ありがとうございました。