20年以上前のフルノーマルのFC3SやFD3SにEcoCpuがどうして必要か?

執筆者 | 2月 28, 2017 | 単なるツルシ通販? | コメント0件

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具体的変更点

点火時期変更とフィードバック領域の積極的活用

現行機種においての点火時期制御はエンジンの劣化(シール類が摩耗し実圧縮の低下)に対応すべく、リアルタイムでノックセンサーの信号を基に点火時期をギリギリまで進角させエンジンの摩耗に合わせた動的制御です。(+-制御)
FC3SやFD3Sの開発時にはこのような制御ではなく、新品エンジン基準でノックセンサーでのノッキングを拾って遅角制御(ーマイナス制御)のみです
そこでEcoCpuにおいてはノックセンサーの遅角値幅をさらに大きくしその分、基準点火時期を進角させたことによって、結果として従来の点火時期の値と比べて+-制御になる方式を取り、現代風の動的制御をCPUのハードウェアに負担を与えず、進角と遅角を行い(安全性は純正と同じ)エンジンが新しくても、かなり古くなってからでもエンジン摩耗に合わせた点火時期の適正な決定を長期間エンジンの実圧縮に適応しつづけます。
これらの点火時期制御の変更はO2センサーフィードバックゾーンの拡大につながりエンジンの稼働状況の多くをフィードバック走行に導きクリーンな燃焼室と排気ガスを実現します
FC3Sはレギュラーガソリン仕様ですが、よりレスポンスの良いエンジンフィールを長期間維持するためにハイオクマップに変更しています
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FD3S,ツインターボ制御について

シーケンシャルツインターボ切り替えポイントは3800~5000rpmの間で仕様に応じて広げてありアクセル開度とブースト,ギヤのポジション等により各ギヤに制御され自動的に切り替わり純正だと4500回転で起こっている谷間と6000回転から起こる急激な立ち上がりを、EcoCpuでは穏便な加速感覚へと、ブースト制御と点火時期制御で兼ね合わせて変更し15年以上経ったエンジンの特性を寿命側へと変更しています。また、サーキット走行でツインターボに変わったまま2速から3速へシフトアップ後シングルに復帰していないことが報告されていますがECOCPUでは復帰回転数のパラメーターとヒス値等の適正化を行っており改善しています。

ブースト制御、カットについて

メーカー想定を超えた距離を使っている古くなったタービンでは加給が掛かりにくくなりますがその補正値の幅を大きくしています
25年を超えたFC3Sではどのような仕様やアクチュエーター経年劣化具合でも確実にセンサーの固定値0.8㎏までで抑えております
FD3Sでは純正と同じく純正を超えることはありません。またあえて過敏に設定しているG-FD3SRS(280PS)車両では今後の劣化を考えレスポンス重視の設定値から寿命を重視した値に書き換え最高加給圧を純正値よりも下げております(ヒス値変更)。社外品の車検対応マフラー等の装着で上がりすぎてしまう加給圧を規定値または安全値に引き下さげます.

電動ファン制御

電動ファンはノーマルは100度近辺ですがECOCPUでは水温90度近辺で回り始めます。が、これだけでは不十分ですのでハードな走行を行う場合によってはファンが回っても水温が下がり始めるのに時間が掛かる場合を想定し水温だけではなくアクセル開度でも回転開始ポイント下げています。

エアコン使用時の改善点

FC3S、FD3S共に古くなったエアコンを入れた場合、負荷時、純正値よりも早めにエアコンコンプレッサーのクラッチを切っております、コンプレッサーは最大で15秒間クラッチ遅延が働き入りません、エアコンを入れてもトルクや燃費が落ちる事を感じないのはこの制御があるためでAC使用時の水温も下がります。当然、すこし冷えも悪くなることが懸念されますが、アクセルOFF時(エンジンブレーキ時)には今度は積極的にエアコンクラッチがONになりますトータルで若干冷えが悪く感じるかもしれませんが、回生エアコンと呼べる制御で、古くなって作動が重くなったエアコンコンプレッサー使用時の燃費には有効です.エアコンの自動クラッチ接続、切断回数は増えますが純正CPU値で最も負担になるポイントである高い回転でのエアコンクラッチONポイントを純正値より引き下げている為に純正と同じ、または以上のコンプレッサークラッチの耐久性を確保しています。また純正制御の定義を書き変え、エアコン使用時でもフィードバック領域に入りエンジンと触媒の寿命を引き上げるべく浄化と寿命を優先した設定値に変えています。

燃料の補正

リアルタイム点火時期の動的変更の導入により.寿命とトルクを重視した燃料補正を加え一層トルクと燃費をバランさせることに成功しそれはユーザーレビューに反映されているとおりです。

インジェクター噴射テーブルの書き換え

FC3Sの場合、セカンダリーインジェクターの噴射開始ポイントを低域側へと変えています3500回転以上まで回さないとFC3Sのローターの片面しか燃料洗浄しなかった制御に比べ2500回転からセカンダリーの噴射を開始することでFC3Sのローターのサイドシールの動きを洗浄、改善し圧縮回復やエンジン寿命に大きく作用しますFD3Sにおいてはメーカーで既に実施されている改善ですので逆にFC3Sへも引き継いでおります。

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