思えば1月の初めからの作業でした
彼女はとても圧縮が高かったのです
ところが、さすがに30年
各所に劣化が見られました
そもそも、これほどの手間をかけるのかどうか？
どの程度かけてよいのか？という問いに
新車で買えなかったからこそという思いがありました
ならば、、
できる事はすべてやりつくそう
もちろん新品で行けるところは部品がある今のうちに
しかしながら既に生産終了部品も多数ありました
治せるところは治す
状態を新品に戻すことは不可能ですが
枯れた整備士にはそのすべがあります
そしていまから30年を目指し始まったのがこのレストア作業です
単に部品を取付するのではなく
創意工夫が必要です
もちろん、その工程を手を抜いて進める事も可能ですが僕たち枯れた整備士にはなかなかそれができません、
し、彼女はそれを望みませんでした
彼女の修復にはたくさんの問題もありました。特にボディーのさびや腐りが一番の問題となる事もありました
これを戻すのは、この道のプロに任せるほかありません。
群馬に私のことをいつも叱ってばかりのこわーーーーい先輩がいます
こわーーい先輩は僕のことを相撲の世界でいう かわいがり が好きで
この後、恐ろしい夜の会議に連れ出されてしまいます・・・
彼女の仕上がりやいかに？
腐ってたところも、。。
新品以上の強度を持たせて。
そして、群馬から彼女は帰ってきたのです
このシートはデルタで作ったシートなんだよ、苦労したわーなんせ、どのマツダしゃにもつくようにせっけいしなきゃならなかった。。。とMADZASPEED元チーフの中野さんは言います
本日納車
手に持ってるのは記念品です
FCレストア本人♀
見てて飽きない、走って飽きない！笑いが止まりません(^o^)皆さんの汗と涙の結晶です。大切に乗り続けますっ！
1か月後の点検（加古川ナイト）がまた楽しみです！
FCレストア付き添い♂
低速トルクがモリモリで、本当に渋滞が楽になりました！燃料計全然下がってこないし(^-^)
FCが現代の車になりました！
FCレストア付き添い♂
一番感動したところを書き忘れてました！
ブレーキ！FCはスポンジ～で諦めてましたが、このカッチリ感は何？
皆さんにお勧めしたい！
若い世代の整備士達に伝える事はブログに全て書き尽くした
しかし、
枯れた整備士達の腕には、譲れない道がある。
語りつくせない道がある
我々枯れた整備士が行う作業そのものは、REという文化の継承なんだとつくづく思う、
さみしくなったPITをみて。
こんにちは。
私もFC3S(AT)乗っています。
今回のレストア費用が気になります。
群馬県まで持って行ってレストアしたと思います。
もちろん、どの程度するかで値段が変わってくると思いますが、
よかったらどの位の費用がかかったか教えてください。
当初は100万円未満で始まりました、しかし一個の部品を外すたびに30年という劣化は相当な予算を強いられます。壊れたタービンや崩れた触媒、マフラー、ふにゃふにゃのブレーキ等への最新のカスタムパーツ、インジェクターや制御装置の一新等の部品代だけでも220万をこえています。その他スターフィールドではミッションのOHや足回りの補強等、今回の全塗装も前回他社で行われた塗装の劣化が思いのほか早く、今度もあと20年以上乗っていたいという願いの元レストアレベルで制作されました。
仮に30万円で古いモールも錆びも放置のまま塗り込むことは可能です。軽く錆を落とすぐらいは常識ですが今回のようにあと20年30年を見据えた場合、再考が必要です。
安いからどこで直すか？高いからどこで直すか？予算はある程度予測はされていると思いますが、間違いのない整備を10年後、もしくは20年後を見据えてご検討ください。
彼女は、はっきり言いました、300マン出して新車買うならこのFCをよみがえらせることに使いたいと。この赤いまっさらのFCにのって毎朝の出勤に今まで通り使いたいと。、、颯爽と職場に乗りつける姿が思い浮かびます。
遅くなりましたが、お返事ありがとうございました。
私も、今年還暦(60歳)、
後15年は乗りたいと思っています。