FD3S 純正燃料マップ
回転が上がると右に移動して
圧力が掛かると、ターゲットは下に下がります
圧力信号が入力されない場合、間違った場合、圧力増量に変化があります
通常走るとこのようにCOUのターゲットサイトは移動します(負荷状態からMAPを読み取る機能)
FCフリークの方ならこの画像を保存しておいて損はありません
FC3S純正MAP
電話で質問があったFCD(燃料カット防止装置)の説明の補助です
ごらんのように、FC3SにもFD3Sのように燃料マップがあります
横は回転と、ともに数値が変化しエンジンへの加給圧力で縦軸が変化する2次元マップです
また、これとは別にブーストが上がりすぎた場合に燃料を0.7kgでカットするマップもあり
正常であればマフラー交換等で規定値よりもブーストが上がってしまった場合、
燃料カットし空燃比が薄い状態ででエンジンにダメージを入ることを防止するのです
横の回転数は確実に変異しますがここにブーストカットを防止させる装置を圧力センサーに
入れると実際にエンジンに0.8kg掛かっても、FCDにより電圧を置き換えられて0.6kgと
判断するため車両ECUが行うべきブーストカットが入りません。
問題はこれで解決したように見受けられますが・・・
燃料マップにも、その影響が及んできます
実際に3000回転だと、正常であれば0.8kg加給時に64が与えられますが
FCDを装着していると23もしくは28という値が与えられ燃料が不足します
この付近の数値は平均化、もしくは補完が行われ中間の25が与えられることになります
もうひとつ重要なことが。
ブースト制御には目標値が定められており、目標であるべき数値に達しない場合
無限にデューティー値を上げようとします
つまり、燃料が不足しているのにブーストだけあげようとします
ここでFC3Sのすばらしいことは、エアフローメーターが付いていることです
吸入空気が増大したことによりエアフロで燃料の噴射量が補正され
ハイオクガソリンを使っていればエンジンを一瞬で壊すことはありません
が、加給に対しての目標空燃比のマップからは遠ざかることになります
当然薄くなる事とブーストが上がるので馬力は出ますが耐久性を落とすことになります
結果的に圧縮も下がってしまい、前期では始動不良に陥ることの原因となっています
(始動不良改善はこのページ)
ハイオクを使いマフラー交換してるのであれば
レギュラーマップで走ってるFCをハイオク仕様の制御という手もあります
EcoCpuと、いいたいところですがなんせ
高額オカルト商品ですので機能を削った
燃料カットとSPカット、ハイオク仕様のトルクを生かしたセッティングのspeed ecoというのも用意しています
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